バリアフリーとは、身体に障害のある方や体の弱い高齢者のために、社会からきるだけ物理的かつ制度的そして心理的な障壁を除去することで、健常者と同じQOLや社会活動の実現を目指す仕組み、もしくは運動などを指します。ただし一般的にバリアフリーといえば、住宅等の建築物から物理的な障壁の解消を意味するのが通常です。このバリアフリー住宅の特徴としては、玄関アプローチをスロープにして段差を無くしたり、室内の間口を広くして車椅子でもスムーズな移動を可能にする、階段や廊下に手すりを設置して転倒を防止する、ユニバーサルトイレで車椅子でも使用しやすくする等、このような事例が目立ちます。また2003年に「改正ハートビル法」が施行されたことで、戸建住宅だけでなく、賃貸のマンションやアパート等の共同住宅でも、バリアフリー化された物件が目立つようになっています。
神奈川県にもこのようなタイプの賃貸物件は数多くあり、これから物件探しをする方でも、比較的容易に見つけることが可能です。ちなみにその相場は、1LDKで約10万円から約15万円が一つの目安と言えます。例えば神奈川県横浜市緑区の中山駅から徒歩5分程度のエリアであれば、1LDKで約10万円。他方で同じ神奈川県横浜市であっても神奈川区ならば、1Kで約8万円という賃貸物件もあります。
さらに賃貸でも戸建てになると、神奈川県大和市で2階建て3LDKの物件で、約21万円というケースも見られます。このようにエリアや物件のタイプごとに賃貸料も大きく変わるため、自分の条件やニーズに照らし合わせて、適切なバリアフリー住宅を選定することが肝心でしょう。